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    【3.2 子供がいるからこそ】
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      あくまでごく個人的な話なのだけど。

      最近よく、子供がいるからこそ芝居に携わっていたいと思う。

      それは、物語というものがいかに自分を自由にしてくれるかを、子供に伝えてあげたいという願い。

      私自身が、思春期を物語に支えられて生き抜いてきた。

      母が本好きに育ててくれたおかげで、クラスに友達がいなかった時期は本に齧りついて休み時間を乗り切った。

      現実がどんなでも、心はどこまでも自由である。

      私はその大事なことを、図書館でいつもたくさん本を借りて読んでいた母の姿から教わった。

      私も自分の姿から伝えたい。

      私の場合、お芝居の現場に何かしら関わり続けていることが、きっとその助けになることだろうと思うのだ。

      具体的な言葉で教えられることなんて、ほんの僅か。

      語らない間や立ち姿でこそ伝わる、まさにお芝居と同じだな。

      物語の媒体なんて何でも良くて、小説でも漫画でも、映画でも音楽でも、釣りでも山登りでもいいのかもしれない。

      自分を自由にしてやれる術を。

      | 小叉ぴろこ | - | 23:50 | - | - | - | - |
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